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口腔カンジタ症 ドライマウスや義歯が原因 (10/5 神戸新聞 朝刊)
2009年10月05日
10/5 神戸新聞 朝刊
鶴見大学歯学部(神奈川県)口腔外科の中川洋一講師によりますと
近年、口腔カンジタ症が増えている。中でも多いのが紅斑(こうはん)カンジタ症というタイプで、口が乾くドライマウスの人や義歯を入れているお年よりは起こりやすいので注意が必要だ。
カンジタは、口の中にいつもいる真菌(カビ)の一種。
「健康なときは悪い影響は起こしませんが、病気や抗がん剤などを飲んでいて免疫力が低下したり、ドライマウスや義歯などが原因で増殖したりすると口腔カンジタ症を起こすのです。」と鶴見大学歯学部(神奈川県)口腔外科の中川洋一講師。
「この病気には粘膜の表面い白くて薄い膜ができる偽膜性カンジタ症、粘膜の表面が厚くなる肥厚性カンジタ症、粘膜の表面が赤くなる紅斑性カンジタ症の3タイプありますが、最も多いのが紅斑性です。」
主な症状は、舌や口の中の粘膜の痛みと味覚異常。痛みは食べ物がしみる、ひりひりするなどのほか、焼けるように感じるケースもある。
味覚異常は、味が分かりにくい、いつも苦く感じるという二つの症状が代表的だという。
さらにひどくなると声がかれたり、咽頭や食堂のカンジタ症を併発したりする。
「舌や口腔粘膜の異常に気付いたときは、早期に最寄の口腔外科もしくは歯科を受診すべきです。」口腔内の症状と菌の培養で口腔カンジタ症と診断が付けば、抗真菌薬が用いられる。早ければ服用後数日で症状は改善するが、それとともに日常のケアが欠かせない。
「まず、小まめにうがいをして口の中を清潔に保ち、適度な湿度を維持することが大切です。また義歯が汚れていたりするとカンジダが増殖しやすいので、義歯は一日一回は洗浄剤で清潔にするのはもちろん、毎食後柔らかいブラシで水道水を流しながら汚れを洗い流すようにすると効果的です。」
こうしたケアは、口腔カンジタ症の予防にもつながる。
鶴見大学歯学部(神奈川県)口腔外科の中川洋一講師によりますと
近年、口腔カンジタ症が増えている。中でも多いのが紅斑(こうはん)カンジタ症というタイプで、口が乾くドライマウスの人や義歯を入れているお年よりは起こりやすいので注意が必要だ。
カンジタは、口の中にいつもいる真菌(カビ)の一種。
「健康なときは悪い影響は起こしませんが、病気や抗がん剤などを飲んでいて免疫力が低下したり、ドライマウスや義歯などが原因で増殖したりすると口腔カンジタ症を起こすのです。」と鶴見大学歯学部(神奈川県)口腔外科の中川洋一講師。
「この病気には粘膜の表面い白くて薄い膜ができる偽膜性カンジタ症、粘膜の表面が厚くなる肥厚性カンジタ症、粘膜の表面が赤くなる紅斑性カンジタ症の3タイプありますが、最も多いのが紅斑性です。」
主な症状は、舌や口の中の粘膜の痛みと味覚異常。痛みは食べ物がしみる、ひりひりするなどのほか、焼けるように感じるケースもある。
味覚異常は、味が分かりにくい、いつも苦く感じるという二つの症状が代表的だという。
さらにひどくなると声がかれたり、咽頭や食堂のカンジタ症を併発したりする。
「舌や口腔粘膜の異常に気付いたときは、早期に最寄の口腔外科もしくは歯科を受診すべきです。」口腔内の症状と菌の培養で口腔カンジタ症と診断が付けば、抗真菌薬が用いられる。早ければ服用後数日で症状は改善するが、それとともに日常のケアが欠かせない。
「まず、小まめにうがいをして口の中を清潔に保ち、適度な湿度を維持することが大切です。また義歯が汚れていたりするとカンジダが増殖しやすいので、義歯は一日一回は洗浄剤で清潔にするのはもちろん、毎食後柔らかいブラシで水道水を流しながら汚れを洗い流すようにすると効果的です。」
こうしたケアは、口腔カンジタ症の予防にもつながる。